タムス杉並病院は、2025年7月に緩和ケア病棟、療養病棟および地域包括ケア病棟の機能を持ち、外来・訪問診療も提供する病院として開院いたしました。
タムスグループは「あんしん」と「まごころ」をスローガンに東京・埼玉・千葉エリアを中心に病院、クリニック、介護施設や保育園などを運営してまいりましたが、このたび東京都西部では初めての病院開設となりました。地域の一員としてクリニック、急性期病院や介護施設の皆様と連携させて頂き、患者さん・ご家族が住み慣れた地域で可能な限り自分らしい暮らしを続けることができるように医療・ケアを提供してまいります。
高齢化社会に伴う社会保障費の増大や労働人口の減少などの問題もあり、医療を取り巻く環境も大きく変わろうとしています。高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとでの地域の包括的な支援・サービス提供体制、いわゆる地域包括ケアシステムの構築の一翼を当院が継続的に担うことができたら幸いです。
「あんしん」と「まごころ」をもって地域医療に貢献することを理念にかかげ、職員一同、日々の研鑽に努めてまいります。
病院長 齊藤博彦